40歳・男性(初婚)
私は40才で相談所に入会して半年間の婚活を経て一歳下の女性と結婚した会社員の男です。
結婚に対して40才になるまではほっといても何とか人並には出来るだろうとひと事のように軽く考えていました。 しかしこの先死ぬまで一人で自分は寂しくないんだろうか。一度きりの人生が仕事と趣味だけで終わって良いのか、 といった自分への問いがありました。
入会した動機は自分が選んだ女性と結婚して一緒に生活したいという思いでした。一年間婚活して結婚相手が見つからなければ「一生結婚出来ない」といった強い決意だったことをおぼえています。
相談所の方と面接やメールのやり取りを繰り返していくうちに自分とはどんな人間なのか、将来に向けてどんな人生を歩んでいきたいのか、どんな女性と結婚したいのか次第にイメージが固まっていきました。
婚活した半年の間にインターネット上で様々は女性の写真と経歴や趣味等を閲覧して実際に10名程とお見合いしました。複数の女性と同時期にお見合いをする事もあり仕事終わりに会うなどスケジュール調整には苦労し、デートの約束や日頃の出来事等をメール・携帯でのやり取りで数多く行いました。
そんな中で今の妻に出会い交際する事になってからは車でも電車でも1時間半位かかる所にお互い住んでいましたが、最低週に一回は彼女の家の近所に通い実際に会う事を心がけデートを重ねる中で相手の話を真剣に聞き自分の思いや考えを誠心誠意伝える事でお互いを少しずつ理解していきました。
時には仕事帰りに定食屋で夕食を食べながら世間話をする短時間の場合もありました。 今の妻を結婚相手に選んだのはお互い性格や趣味、考え方、生活環境は違いましたがこの人とだったら お互いを尊重しあい喜怒哀楽を共有して生涯をともにして行ける”only one”の存在に思えたからです。
意を決して私は妻に車の中で花束を渡しながら「結婚を前提としたお付き合いをしてください!」とプロポーズしました。 妻は私との付き合いを断ろうとしていた時のサプライズプロポーズだったのでちょっと驚いて泣いていました。
彼女は私の真摯な行動に心を打たれて真剣に向き合おうと思ったと言ってました。 妻に私との婚活話を聞くと、あの時以降私との結婚をより強く思ってくれた大切なポイントになったと思います。
現在は転勤してお互いの実家から離れた場所で二人で生活していますが、妻は安らぎと勇気を私に与えてくれ お互いの事を発見する日々です。とても幸せで充実した毎日を送っています。
相談所の方は私の良き相談相手で「婚活は自分を見つめ直す機会」と言っていましたが、 まさにその通りで将来に向けて明るい展望を自ら描き実行する事だと感じました。 みなさまもきっと良い出会いが待っています。 実際に結婚したいと考えている男女はたくさんいるのですから。